みなさん、こんにちは。
第8弾は、生成AIを“下調べの相棒”にして、取引先の輪郭を素早く把握する方法です。
みなさん、生成AIは利用されていますか?
ポイントは「速く広く集めて、最後は紙で確かめる」です。
AIは地図作り、確証は公的資料などで確認していきましょう。
■ まずは“基本情報”を調べましょう
・会社名(正式名称/英語表記)、所在地、代表者名
・事業内容(自社と関わる領域)など
■ AIが得意なこと
・沿革、事業ライン、主要プロダクト・サービス
・関連会社・役員のつながり、採用状況の傾向
・報道・行政処分・訴訟の有無(出典つきで)
→“全体像とリスクの芽”をAIでしたら、速やかに調査してくれます。
■ 使えるプロンプト例(コピペOKです。)
「以下の会社について、公的/信頼できる公開情報の範囲で
1. 事業概要、2) 主要顧客・提携(公表分)、3) 近年のニュース、
2. 役員・株主の推移、5) リスク兆候(遅延・訴訟・行政処分等の出典リンク)を
箇条書き200〜300字で要約して。会社名:〇〇株式会社(本店:〇〇)」
こういった内容で調べてもらえます。
■ 注意するべきこと
・機密や個人情報の取り扱いに気を付けること
・確証なき断定・風評の引用をしない
・AIの誤認(同名会社/旧社名)に要注意しましょう。
→AIの調査結果を直ちに信じるのではなく、出てきた情報を自分なりに、
検証することがとても大切です。最後はご自身による検討評価判断が重要となります。
生成AIにより今までよりも早くかつ容易に相手の公開情報の調査が可能です。
ぜひ、利活用してみてください。
(田鍋/編集 中路)