業務の外注・アウトソーシング
書面化の意義
競争力向上・生産性向上・雇用負担回避の観点から、業務の外注・アウトソーシングを行う場合がありますが、外注・アウトソーシング時の条件設定はどうしたらいいか、よく相談があります。
では、外注・アウトソーシングを行うときに、留意するポイントは何があると思いますか?
まずは、外注・アウトソーシングに関する取引内容をきちんと書面化することです。書面化はできています、という回答を受けますが、よくよく見ると、重要な取引条件、特に、【委託する業務の内容・成果の基準・報酬の支払い基準】などが、あいまい不明確になっているケースが多々あったり、【業務対応時間や業務対応曜日】なども記載がないケースがあります。特に、情報成果物と言われるWEB制作や画像制作関連など、業務の完成基準があいまいでトラブルになることが多くあります。
外注・アウトソーシングをしている、あるいはこれから行うことを検討している場合、【書面化】を行い、その内容が十分になっているか、確認されることをお勧めします。
(田鍋/編集 中路)